お知らせブログ

ACTINETと人材育成

ACTINETと人材育成について−

欧州のコミュニティの次の世代の研究者を育てるため各機関が協力し、ワークショップ、夏の学校、冬の学校を通して実地トレーニングを取り入れた教育を行う。
大学では、ACTINETの仕組みを利用して最先端の実験設備を用いた教育が可能である。また、欧州の多数の大学で開講されている講義を受講することも出来る。ACTINETが主催するサマースクール等がある。

夏の学校

夏の学校はITU と CEAが毎年交代で担当する。ITUではアクチノイドの基礎物理、化学及び材料科学を取り上げ、CEAでは毎回異なったテーマを一つ選び教育を行う。

ThUL

ThULはthe Theoretical User Lab の意であり、ACTINET理論計算グループの主催により年に一度開講されている。内容は理論計算の専門家がアクチノイド研究のための理論計算手法を講義し実習も行う。目的は、アクチノイドの若手の理論研究者と実験研究者の間に相互作用を促進することであり、実験研究者に理論計算のためのソフトウェアを取り扱う機会を与えるためとしている。